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パブロ・アイマール を語る②

現在、世界最高の選手といわれるリオネル・メッシがあこがれたという

パブロ・アイマールとはどんな選手だったのでしょうか。

 

当たり前ですがすごい逸材です。

 

アルゼンチンのリーグにおいて2大巨塔とされるクラブ

ボカジュニアーズとリーベルプレート。

その1つリーベルプレートから、14歳でスカウトされたのがアイマールです。

 

トライアウトに参加してみないか?…と言われて受けると

なんとアイマールはあっさり合格してしまいます。

 

しかし、父親のロベルトはこの話を断ってしまいます。

自身もサッカー選手であったロベルトは、プロの世界の厳しさをよく知っていました。

成功するものはほんの一握りだと。

 

アイマール自身、父ロベルトに不満や疑問はもたなかったそうです。

 

アイマールには、医者になるという夢があったのでした。

とても勉強熱心で成績も優秀。それでいて容姿端麗。

 

サッカー選手では食べていけるかわからない。

 

父、ロベルトの経験はアイマールにとって、現実的なアドバイスとなっていました。

 

しかし、リーベルプレートはアイマールの才能をあきらめきれませんでした。

アイマールの才能にほれ込み、すばらしい選手になると信じていたのです。

 

下部組織のコーチを務めていたホルヘ・ブスティコに何度も説得され

電話でもラブコールを受けました。

 

結果、その熱意におされる形でサッカー選手の道を歩み始めるのです。

 

非凡な才能、温厚な人柄、戦術を理解するスマートさ。

確実な成長を遂げ、17歳でプロ契約を果たします。

若くして、父、ロベルトがなしえなかった夢を掴み取りました。

 

翌年の18歳ではトップチームの試合に出場し、19歳にしてレギュラーに定着。

 

2年後輩のハビエル・サビオラとともに抜群のコンビネーションを形成し、

勝ち星を量産していきました。

 

4年間の在籍で見事に“ひとにぎりの成功者”となり、

リーグ優勝を含め5つのタイトルを獲得しました。

 

このときまだ21歳。

スカウトされてから6~7年です。

アルゼンチンの頂点を経験し、プロとして最初の栄光を勝ち取りました。