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メメントモリ 悲しい意味

スマホゲーム メメントモリ

ゲームそっちのけで歌に聞き入っています…

 

タイトルで流れる とても現実感があり、それでいてどこか悲しい歌

『Anemone』

 

“消え去る面影 ぬくもりまで 震えた手離れない

僕たちは夢をみると 砂に溺れ 世界を嫌いになる

風が凪ぐ 何もいらない 世界は遠く 君探した”

 

歌詞の力がすごいですね。なんでしょう…この短文で伝わるメッセージは。

現実の怖さ…残酷さ… そんなものまで感じます。

はかなくて、切なくて、透明感のある声が体の中を支配していくような…

 

不思議です。歌声はとても美しくてやさしいのに

メメントモリの世界へそのまま引き込まれていきます。

 

メメントモリの意味を調べてみると ラテン語で

「自分が必ず死ぬことを忘れるな」

今日は幸せでも、明日は死ぬこともある。 という戒めの言葉だそうです。

 

何度も聞いていると 勝手な考えがよぎります。

歌詞の意味…聞けば聞くほど世の真理を教えられるようです。

 

「消え去る面影 ぬくもりまで 震えた手離れない」

たった1文で想像させられます。

間近で誰かの死を目の当たりにし、受け入れることができない非情な現実。

泣き叫んだり、心が張り裂けたり。

しかし、確かにこんなことは日常にあり、今もどこかで起こっていると思うと

とても強いメッセージ性があり、考えさせられます。

 

「僕たちは夢をみると 砂に溺れ 世界を嫌いになる」

共に見た夢は、いつの間にか当たり前に存在するものに埋められてしまい、形を変えられ、強大な力によって支配されている世の中にどうすることもできない。

表裏一体の夢と嫌いという言葉。真逆の意味ですが、何かのきっかけで絶望に変わっていきます。グサグサと世の人を傷つける世界。

 

「風が凪ぐ 何もいらない 世界は遠く 君探した」

世界を変えたいけど、そんな力はない。でも穏やかな気持ちであれば、世界の混乱も混とんも起こらない。大事なのは大切な人。

 

 

勝手に頭の中でこんな言葉を思い浮かべてしまいました。

唄を聞いているだけなのですが、とても影響されてしまう…

歌い手の方、作詞した方、ただただ凄まじいです。