突然ですがサッカー選手の話をしたいと思います。
ポルトガルの黄金世代。
世界最高のファンタジスタ。
マエストロ。
数々の異名を持つ世界最高の司令塔。マヌエル・ルイ・コスタ
現在はポルトガルのベンフィカの会長をつとめる方です。
ベンフィカ~フィオレンティーナ~ミラン~ベンフィカ
と主に渡り歩いたクラブは中堅~強豪。そして祖国のベンフィカ。
サッカー選手としては移籍が少ないですが
それは彼の人柄が表れているのです。
クラブのために自己犠牲の精神で、自分が生きるよりもチームメイトを最大限に生かすプレー、またサポーターのために闘う姿勢は多くの称賛を集めました。
フィオレンティーナでコンビを組んだ、当時世界最高クラスのFWガブリエル・バティストゥータ。彼がスクデットを勝ち取る夢を叶えるためにローマへ移籍した年でも、クラブの象徴であった10番は自身の移籍を望まず、クラブ残留を選択します。
世界最高の決定力・プレーターゲットとして君臨した偉大なFWを失いますが、当時ポルトガルのアイドル的存在のヌノ・ゴメスがフィオレンティーナの新しい顔としてやってきました。
とはいえ、フィオレンティーナの戦力ダウンは顕著なもので、多くを期待をされないシーズンとしてスタートを切ります。
2000年シーズン。ルイ・コスタは誰にも止められない域へ覚醒します。