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一昔前の常識が招くリスク

熱中症警戒アラート

今まで聞いたことがない言葉ですが 毎日のようにテレビで伝えられるようになりました

この異常な気温上昇は 環境に大きな影響をおよぼし 人の命を奪いかねません

身近にある危機感としては 単純に暑すぎる という実感とともに

救急車のサイレンがあちこちから聞こえてきます

 

 

一方 今でこそ 熱中症対策を考えることは常識になりましたね

①水分補給

②冷房をつけて室温を管理

というのは当たり前の知識になっています

 

ですが、人の意識まではなかなか変えられるものではないようで

特に高齢者の方の考え方に

「夏に外で動いても平気だった」「夏がエアコンをつけなくてもよかった」

と 危機管理ができていない状況があります

 

この猛暑に エアコンをつけず また 衣替えや冬布団をかえないまま過ごす

家の中では水分はそれほど取らなくても大丈夫…などなど

熱中症のリスクが高くなる状態で過ごしている方は 実はとても多いのです

 

 

大切なのは振り返りです

20年前の気温と今の気温はどれくらい違うのか…

知識として備わっていると 対処の方法が変わってくるはずです

 

地域によって差はありますが 20年前の最高気温は32℃~33℃ほどになります

今は38℃から40℃

 

おおよそ5℃の上昇です

 

たった5℃と思うところかもしれませんが

人の体温は36℃~37℃ほどなので

 

体温より高い気温ということになります

人は汗をかいて体温調節をしますが、

外気が体温より高いことで 体は冷えにくく

大量の汗をかくことになりますね

 

高齢者の方が熱中症になると手遅れになる確率が非常に高いのは

考え方が自分本位になりがちで 単純に対処不足があげられるのです

 

徐々に増えていく高齢者の方を守ることは大きな課題ですが

人に守ってもらう のではなく 自分で守る という意識付けが大切です