介護に対する誤解
介護保険は日本国民であれば受ける権利があります。
しかし、権利があるだけで健康であれば保険を適用する必要がなく
使わなくても良いのです。
しかし、皆さんは45歳から介護保険料を払っていますね.
では介護保険を使うとはどういうことでしょうか。
簡単に言うと、介護サービス、介護施設を利用する必要があるときに介護保険は適用されます。
ざっくり例を挙げると
・高齢の父が、骨折して入院したがすぐ退院となり車いすでの生活を余儀なくされた。外出が自由にできず、自宅での入浴やトイレが困難になり、介護を受けることになった。
・物忘れがひどくなった母から目が離せなくなり、市役所へ相談すると、認知症の疑いがあると言われた。介護認定を受けて、老人保健施設へ行くことになった。
という具合でしょうか…
大方の流れは
①市区町村の窓口で要支援・要介護認定の申請
②市区町村の職員からの聞き取り、いわゆる認定調査を受ける
③市区町村の依頼から、かかりつけの医師から意見書をもらう
④要支援または要介護の認定が下り、介護保険証を発行される
といった感じです。
しかし、今まで相談をしてくださる方のなかには、
・介護施設に行ってお金を払えば介護を受けれる。
・介護は身のまわりの世話をなんでもしてくれる。
・家族介護の責任は介護サービスをするものにある。
という方もいらっしゃいました。
とても大きな誤解ですね。少しずつ介護のお勉強をしていくとなんとなく
見えてくるものがあると思います。
それを少しずつ解説していきますね