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期待しない精神状態

人間は誰でも甘えん坊な面があります

年齢関係なく 子どもから高齢者まで 人に甘えるという知恵は

生きる術として備わっています

 

人に甘えるのが上手な人は 甘えることを許されやすい

という特徴があるのですが

隅から隅まで 甘えっぱなしというわけではなく

ちゃんと どこから甘えることが適切かを判断できているそうです

そんな方との関わりは不快感や不満は少なく 上手に人間関係を作れるようです

 

話を聞くだけでは 全く実感がわいてきません(笑)

 

そんな難しい技術はなかなか身につかないですが

 

 

しかし、甘えるという行動が 依存という言葉に変わる瞬間があります

ゆわゆる 甘えすぎ や 無責任 という言葉に置き換わるからですね

 

甘えすぎの方と対面すると 依存されている状態に陥り 利用される

というのが流れです

 

つまりは離れるべき人 ということです

 

ところが知恵を重ねることで 人をコントロールして甘え続ける人がいます

離れたいのに離れることが難しい と言う状態です

 

その手段に用いる主な方法は 言葉 話 です

まるで魔術のような巧みさ

術中とでもいいましょうか…

 

情のある 優しい人がはまりやすいのです

なんとなく気づいてはいても 見捨てることができないという

人間の道徳心に従って 騙されてあげている人もいるのですね

 

甘えすぎる人に依存されないように 一定の距離を置いている状態です

 

ただし、労力は少し減った程度で向き合わされる苦痛は続いていきます

 

「じゃあ思い切って離れればいいじゃないか」

 

その通りです

 

しかし、離れることができない人もたくさんいます

 

人とかかわる仕事をされている方が当てはまりますね

 

自分が望まない形で 依存する人と関わらなければいけないのは

とても負担のかかる状態です

 

負担が原因で 身を壊しかねないのです

 

そうならないためには やはり切るしかないのですが

優しい人はそれができないのですね

 

じゃあどうすればいいのか

 

術中にはまらないこと

ということが大前提です

 

例えば 相手が泣いて辛い経験を話をしたり

「あなたに始めて話した」など特別感を出す言葉を使ってきても

 

感情で受け止めず また 期待に応えようと頑張らないことです

 

そして 自分が頑張れば 受け止めてあげれば 相手に伝わり

少しでも状況が変わるかもしれない という期待をしないことです

 

俯瞰をして考えるとき 相手が自分を利用しようとしている点を

見逃してはいけないのです

 

あくまで対等の立場で臨むことで 自分を守ることを忘れないようにしましょう