有能な人は さまざまな経験、情報集め、勉強をすることで
字のごとく 能力が有る状態ですね
反対に無能な人とは 能力が無い状態?
違います
能力が発揮できていない 状態にあるだけです
無能=能無し のような表現をされがちですが
全く別物です
人間は無能でいい それをお伝えしたいと思います
無能と言う字 能力が無い
能力が無い状態は恥なのでしょうか?
過去を振り返ると そんな言葉を他者から言われて気持ちが落ち込んだ
そんな経験をされたことがある方は多いでしょう
私もそうです
しかし、無能というのは悪いことではありません
むしろ 白紙の綺麗な状態です
例えば
小学校 30人のクラスで書道の授業があり
半紙が1枚しか使えない状況で 『天』 という字を書くように先生が言ったとします
字が綺麗な子 字がゆがんだ子 失敗した子 半紙が破けてしまった子
様々な結果が予測できます
さて、これらの失敗をどうとらえるでしょうか?
成功した子は素晴らしいかもしれませんが
失敗した子は素晴らしくないのでしょうか
なんとなくお判りいただけたかもしれませんが
経験のないことをする
はじめてすることは失敗する可能性が高い状況です
無能という言葉が当てはまる? いやいやまさか
経験が浅かったから、一回しかチャンスがなかったから、書道がむずかしいから
と理由を探すとたくさん 無能ではないことを確かめられるはずです
ではなぜ急に無能と言う言葉で 他者を攻撃するようになるのか
失敗に寛容ではなくなるからですね
最初から有能である必要はありません
むしろ皆無能な状態なのです
有能な方は努力をされているかもしれません しかし
無能だから何もできないというわけでもないのです
無能だからこそ 数を重ねるごとに 有能になっていく
この考え方がとても大切だと 信じてほしいのです