医療の進歩とともに 大半の病気が治療できるようになり
病院にいけば 病気が治療できる という常識があります
しかしながら その常識は ごくごく最近にできあがったものであり
少し時代をさかのぼると 不治の病は 日本にとどまらず世界中に存在していました
不治の病は少しずつ 治療できる病気へと形をかえつつあります
また日本の社会保険は優れているため 医療を1割~3割の負担で
場合によっては無償で 治療を受けることができます
不治の病 難病は今もなおたくさんありますが
医療を受けやすい環境であるため 世界的にみても
お金を払えば 治療を受けれる生活が生まれながらにして整っているのですね
一見 恵まれていると思いますが
時代が動くにつれて だんだんと考え方 常識 置かれる状況も
どんどんと変化してきています
例として聞いてください
医療がそばにあることで 一定数起こる現象は
病気に対しての意識低下です
病気になるかもしれない だからこそリスクを避ける
こういった考え方をお持ちの方は 日々健康に気を付けていると思いますが
病気になっても 薬をもらったら治った
と思ってしまうと 病気リスクを高めてしまうのです
どうして?と思うかもしれませんが
病気にかかりやすいのは 抵抗力が低い状態がほとんどなのです
薬で抑え込んでいる というのは 体質を変えているわけではなく
再発のリスクが高いのです
確かに服薬治療で症状が抑えられて 治療ができる場合が大半です
薬で治療できた のは悪いことではないのですが
病気は薬で治す という考え方を刻み込まれる危険が潜んでいるのです
特にこの考え方は 高齢者の方に多い印象です
血圧を抑える薬を飲んでいるから 塩辛いものを食べてもいい
眠れないから 眠剤を飲んで寝ればいい
という思考が定着し 薬に依存した生活を強いられる というより
それでいいと納得してしまうのです
薬はあくまで手助けの手段として使うべきですが
薬がなくてはダメ 薬がなかったら生活できない
という感覚は 非常に危険です
美味しいものを食べるのも 人生においてとても楽しい瞬間ですが
コレステロール値を下げる薬を飲んでから… と
あ。。。。と思った方には ぜひとも参考にしてほしいです
当然ながら 薬には 【副作用】というものがあります
副作用がでなかったら大丈夫 と思いがちですが
そういう物質を体にいれている ということを意識してもらいたいのです
話を変えます
ご存じの方もいると思いますが お医者さんが足りなくなるという
ニュースを見ていないでしょうか
近所の病院でも お医者さんがいないため 休診の札がぶらさがるようになりました
そして町中にできている 処方箋取り扱い兼ドラッグストア
薬剤師さんの求人数の上昇
これが意味するのは一体何なのでしょう…
少なからず 薬がより身近になり 薬に頼る生活が当たり前になりそうです
薬を飲んで苦痛から解放されることは とてもありがたいことです
各言う私も頼らざるをえません
しかし 自分の体は 生身であり 自分が生き物であることを
もう1度意識しても いいかもしれませんね