介護をする人もされる人も
当たり前のことなのですが心のある人間同士です
それを忘れてしまい 介護する人=世話係
となってしまい どうしても介護をする人を下に見る傾向が強いのが現実です
誤解のないようにお伝えしたいのですが 前述はあくまで消えない負の考え方として聞いていただければと思います。
介護をする人が少なくなっている理由は こういった人権がない点にあると言われています
簡単に言いますとリスペクト不足ですね
介護保険がスタートして 約25年
これはなかなか変わることはないようです
しかし、時代の流れは常に変わり続けています
昭和 平成 令和 時代の変化とともに常識も変化していきます
人間関係を作ることは とても難しいことですよね
これはどの時代にも共通していることではないでしょうか
介護をする人 もちろんされる人にも
いろんな人がいます
おとなしい人 活発な人 人付き合いが得意な人や苦手な 頑固な人 穏やかな人
挙げればきりがありませんが まさに十人十色です
仲の良い人や 親しみやすい人との関係はどなたも良好だと思います
初対面の方と関わる際は 失礼のないよう丁寧な言葉遣いや態度をとります
時代がかわっても どんな風にみられても どんな風に取られても
人としての対応の共通点はほとんど変わりません
では何故 時代の距離感は埋まらないのでしょうか
私の主観ですが 単純にお互いが距離を置きすぎているためだったり
見た目で判断し、否定的なことが多いからではないか…と考えます
生まれた時代が違うのは ごくごく普通のことです
何故か生まれた時代が違うことにこだわりすぎている気がするのです
とはいえ、知らない人のことを肯定するのはとても難しいことですね
しかしながら 介護をする人と上手に関われている方は考え方が肯定的です
自分より若い年代の人間をよく見て知ろうとしています
友人になることはできなくても 助けてくれる支えの人として寛容な心で
受け入れている という印象があるのですね
不思議なのですが 介護をする側の人は そんな肯定的な人に対して魅力を感じると
知らず知らずのうちに考え方を理解しようとしたり 知りたいと思うようになり
それが1人ではなく3人4人と増えていくことで 応援する人数が増え
特別扱いをしてしまうようになってしまいます(ダメなんですけどね
人に助けてもらうこと それはとても心苦しいことです
しかし 助けてもらうことも何かの縁であり もしかするとこの先が良くなるかもしれない
そう思って 永遠に続かない関係を 少し 離れた場所から観察して
介護をする人のことを 知ってみると 新しい発見 新しい人生を歩めるかもしれません