味覚に自信があります!と言う方はどれくらいいるのでしょうか?
突然 味覚が落ちていると言われていも、
甘い 辛い 酸っぱい にがい が分かれば充分じゃないの?
実はそうではないようなのです…
ソムリエをご存じだと思いますが 本当に微妙な風味を感じ取る嗅覚や
舌触りの触覚にいたるまで自分自身の感覚を研ぎ澄ますことで 年代やブドウの種類
どこの名産なのかその地方まで言い当てることができると言います。
もちろん精錬された経験や味覚の鍛錬が必要であり 通常の感覚の人では
なることさえ難しい仕事です。
仕事ゆえ… ですが味1つからたくさんの情報を獲得しています。
私たちがそんな作業をしているかといえば していませんね(笑
する必要もありません。
私たちは おいしいか おいしくないか の判断のみではないでしょうか?
スーパーに売られている慣れ親しんだ食品は 見るだけで味の想像がついてしまいます。
あ~ 無性にカップラーメンが食べたいな
なんて思うことはないでしょうか?
食べた直後 おいしい と感じ 食べ終わった後に 満足 してしまう。
その繰り返しで ある危険を見落としているのです。
毒が入っているものを見分けるために 味覚というものが発達していますが
毒を食べたことがない現代人は 命の危険にさらされる心配はなくなりました。
ゆえにその感覚を発揮する必要もないのです。
安くておいしいものが世の中にはたくさんあります。
しかし、低価格でおいしい味を作り出すものにはそれなりのリスクがあり、
成分によっては体に悪影響をおよぼすものも含まれます。
そう 添加物は 私たちの生活に溶け込んでしまっているのです。
添加物を味で見分けることは非常に難しいことです。
体の中に危険がないものとして取り込まれたものは
安全なものとして情報が刻まれてしまいます。
おいしいと思ってしまったら 体が受け入れてしまうのですね…
体に無害と言われたりしますが そんなはずはないのです
化学調味料など 人工的に手を加えられたものに栄養などは存在しません
食べ続けることに慣れてしまい
それが依存へと変化すると 添加物の香りや味つけに体が慣れてしまい
不思議と疑問も持たなくなってしまいます。
添加物は 美味しい を作り出してしまいます。
食の技術ってすごいですよね…
私は北海道へ行ったことはないのですが(笑
友人が北海道の海産物の美味しさはレベルが違うと
感動交じりに語ってくれました。
本物の味は 人間の味覚に感動すら与えてしまうのです。
お金がかかるからそんなものばかり食べてられないのも事実ですが…
本物を食べたときに感じた感覚は
添加物というものをほとんど除外した状態です。
本物の味を忘れず、添加物に慣れすぎずに生活を送ることで
不足しがちな栄養を獲得できるはずなのです
しかしながら 私自身 添加物を摂取し続けています
何故なら 日常生活の当たり前になっているからです
添加物がダメだということではありませんが 良いものだとも言えません
大事な味覚を失わないためにも 本来の食材の味に注目してはいかがでしょうか