介護サービスの未来予測
今の日本には26種類もの介護サービスが存在します。
多すぎるため簡単に言いますと…
居宅介護→ケアマネジャーにより、介護相談をしたり、介護計画を作成する
施設介護→自宅での生活が困難になり、介護を受けながら施設で生活を送る
通所介護→自宅からデイサービスに通い、入浴・レク・運動などをする
訪問介護→自宅生活を送れるように、訪問介護員が訪問し、必要な介護サービスを提供する
福祉用具→身体機能低下により、車いす・手すり・杖・電動ベッドなどをレンタルする
これらからさらに枝分かれをして、看護・リハビリ・介護タクシーなど様々なサービスが存在しています。
近い将来、介護サービスを受ける方は必ず増えていくことになるでしょう。
問題となるのは、働き手がいないことで今より充分なサービスが受けられない可能性が
あるのです。
また、身体的に不自由になったり、認知症などの発症により自宅生活が困難になった場合は施設入所を検討するのですが、施設の数が足りないため入所ができない方が多くいるのです。
入所ができないとなると、施設の空きがでるまで他のサービスを利用して根気よく待つことが求められます。それが1か月なのか半年なのか…予想はできません。
なぜなら施設退去の多くは、入居者が亡くならない限り空きはでないのです。
これは何も未来の話ではなく、2023年の今も当たり前にある現実です。
察しの良い方はお気づきだと思いますが…
2025年問題以降に、あなたの両親やあなた自身がもし介護を受けることになったら、
順番待ちになったり、不十分なサービスとなるかもしれないのです。